宅建試験合格ライン-2019-

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【追記】

2019年宅建試験合格点は何と予想的中の35点でした!

合格率は17.0%でした。

昨年2018年の合格点も35点でしたが、合格率は15.6%でしたね。

合格点をもう1点上げたら合格率がかなり下がる?という状況だったのでしょうか。

何はともあれ、受験者の方々お疲れ様でした。

そして、合格された方はおめでとうございます!

 

2019/11/07

今年(2019年)の宅建試験も終わりましたね。

受験者の皆様大変お疲れ様でした!

昨年の合格点は35点でした。その前は35点が2年間続いていただけに、僅差で合格を逃した方には厳しい結果になりました。

また昨年の合格率も一昨年に続き15.6%だったため、試験の難易度が落ちて合格点が高くなったと言う訳でもなく、やはり「宅建士」になってから難易度が上がったということですね。

もはや7割を正答すれば、安全圏とは言えなくなってしまいました。

【宅建試験受験申込者数、合格者数推移】(平成27~令和元年)

  平成27年 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 備考
受験申込者数 243,199人 245,742人 258,511人 265,444人 276,019人  
 うち、講習受講者(5問免除) 46,467人 49,384人 53,027人 56,323人 58,105人  
受験者数 194,859人 198,463人 209,145人 213,993人 220,694人  
うち、講習受講者(5問免除) 41,720人 44,123人 47,480人 50,417人 51,673人  
合格者数 30,028人 30,589人  32,644人 33,360人  
合格点 31点 35点  35点 37点  
合格率 15.4%  15.4% 15.6% 15.6%  

※一般財団法人「不動産適正取引推進機構」より抜粋、速報値のため、数値は変わる可能性があります。

令和元年度の受験申込者数は、何と前年より約10,000人以上増えています。

今年の傾向として目立っているのが、去年に引き続き、5問免除の方も、一般申込者も増えている点です。

宅建「士」になって、資格の「格」が上がった!と言ってしまって良いのではないかと思われます。

今年(2019年)の合格予想ラインは、関係各社とも去年と似た予想ですが、下がっているところもあります。

関係各社の合格予想ラインです。

合格予想媒体 合格予想ライン 一言
住宅新報社 36~37点 前の会社では新聞でいつもお世話になっていましたが、最近はご無沙汰しております。
大原宅建講座 36~37点 私が学生の時にここの宅建講座に通い、無事合格できました。たまに居眠りすることもありましたが、分かりやすく面白い授業で集中できました。
TAC 35~37点 私が学生の時に、ここの通信講座で行政書士に無事合格できました。ポイントがコンパクトにまとめられていて良い教材でした。
LEC水野先生 35~36点 ブログの読者です。宅建の内容も濃く読んでて為になります。宅建に関係ない内容も面白いです。
日建学院 35~37点 前の会社ではよく営業に来ましたが、今の会社にも来ます(笑)。無料模試を勧められました。

これらを見ると、昨年(37点)より若干合格ラインが下がる可能性が高いのではないかと思われます。

各社の分析をまとめると↓

科目 分析 一言
【権利関係】 昨年と同程度 他の分野と比べてもどうしても難易度は高くなります。但し、今年は条文が分かれば解けるような問題も見受けられました。こういった問題を確実に取ることが重要です。
【法令上の制限】 昨年と同程度 難問もありましたが、基本的な問題が多く感じました。その基本的な問題をいかに取りこぼさないかで合否が分かれます。
【税・その他】 昨年と同程度 基本的な問題が中心だったと思われます。
【宅建業法】 昨年と同程度

以前からの傾向ですが、個数選択問題(6個)が増えてきました。問題そのものの難易度はそれほど上げられない分野なので、今後もこの傾向が続くと思われます。四択を一括で解くのではなく、選択肢の一つ一つの正誤を確実に判定できれば、十分に対応できます。

問題の難易度は平均すると、昨年と同程度かやや上がったようですね。

但し、今年も改正点からの出題が多く、新しいテキストをきっちり読み込んでいないと厳しい部分もあったと思われます。この傾向は民法改正のある来年も続くものと思われます。

今年の私の合格予想ラインは、35点としてみます。

36点の予想の方が優勢ですが、職場で35点だったという人が何人もいます。ぜひ受かって欲しいです。予想ではなく、希望的観測になってしまっていますね(笑)。

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