宅建試験合格ライン-2017-

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2017/10/15

【追記】

2017年宅建試験合格点は予想を上回る35点でした!

合格率は15.6%でした。

昨年2016年の合格率は15.4%でしたが、合格点は同じく35点でしたね。

私の周りでは33~34点が結構いましたので残念でした。

 

何はともあれ、受験者の方々お疲れ様でした。

そして、合格された方はおめでとうございます!

 

 

 

今年(2017年)の宅建試験も終わりましたね。

受験者の皆様大変お疲れ様でした!

最近合格点に大きな変動はなく、大体31〜36点位の範囲で収まっていたもののの、

昨年は一昨年より4点上がって、35点でした。

それでも合格率は変わらず15.4%のままでした。

これは難易度の高い問題が減ったとも言えるのですが、その分、合格ラインが上がり、ケアレスミスがより命取りになる結果になったということでしょう。

 

【宅建試験受験申込者数、合格者数推移】(平成26~29年)

  平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 備考
受験申込者数 238,343人 243,199人 245,742人 258,511人
 うち、講習受講者(5問免除) 44,835人 46,467人 49,384人 53,027人
受験者者数 192,029人 194,859人 198,463人 209,145人
うち、講習受講者(5問免除) 40,227人 41,720人 44,123人 47,480人
合格者数 33,670人 30,028人 30,589人 
合格点 32点 31点 35点 
合格率 17.53% 15.4%  15.4%

※一般財団法人「不動産適正取引推進機構」より抜粋

平成29年度の受験申込者数は、前年より約13,000人程度増えています。

今年の傾向として目立っているのが、5問免除の方も、一般申込者も増えている点です。

宅建「士」になって、資格の「格」が上がった!と決めつけるのは早計かとは思われますが、いよいよその傾向が出てきた可能性はあります。

 

現時点で2017年の合格ラインは、全くの予想しかできないのですが、

去年は難易度が下がり、合格点が上がった

→ 今年は受験者数

→ 合格率・合格者数はある程度一定にしたい

※「格」を上げるため、むしろ絞りたいかも..。

→ 結果、今回は難易度を上げ、合格ラインも下がる!

となる可能性があります。

 

 

↑とここまで試験日(10/15日)に記載しましたが、蓋を開けてみると微妙です..。

今年(2017年)の合格予想ラインは、関係各社とも去年より下がっているようですが、それもわずかです。

関係各社の合格予想ラインです。

合格予想媒体 合格予想ライン 一言
住宅新報社 34~35点 前の会社では新聞でいつもお世話になっていましたが、最近はご無沙汰しております。
大原宅建講座 33~34点 私が学生の時にここの宅建講座に通い、無事合格できました。たまに居眠りすることもありましたが、分かりやすく面白い授業で集中できました。
TAC 33~35点 私が学生の時に、ここの通信講座で行政書士に無事合格できました。ポイントがコンパクトにまとめられていて良い教材でした。
LEC水野先生 34点 ブログの読者です。宅建の内容も濃く読んでて為になります。宅建に関係ない内容も面白いです。

ブログに合格点が33点になって欲しいと書いてありましたが同感です。周りに33点の人間がいるからです。

日建学院 33~35点 前の会社ではよく営業に来ましたが、今の会社にも来ます(笑)。無料模試を勧められました。

これらを見ると、昨年(35点)より合格ラインが下がったとしても、1~2点くらいですね。

 

各社の分析をまとめると↓

科目 分析 一言
【権利関係】 昨年と同程度 予想に反して、昨年度と同程度でした。但し、易しい問題と難問の差が大きいように思えました。不動産登記法の【問14】は、私は毎日のように登記簿を見る機会があるので、何とか消去法で解けましたが難しかったですね。実務をやっておらず、過去問だけだと手も足も出ない問題だと思います。
【法令上の制限】 昨年と同程度 こちらも問題の難易度の差が大きいように感じました。細かい改正点が多く、古い過去問に囚われすぎると落としやすいため、毎年新しい基本テキストを確認すべきです。
【税・その他】 昨年と同程度 所得税の問題は難問で、解けませんでした(笑)。固定資産税と地価公示法の問題は取っておきたいところですね。
【宅建業法】 昨年と同程度(個数選択問題が6個) 難問が少ない分、個数選択問題をどれだけ落とせずに取れるかが鍵になると思われます。

 

問題の難易度は平均すると、昨年よりやや上がったようですね。

今年の私の合格予想ラインは、33~34点としてみます。

去年に引き続き無難な予想ですね(笑)。

試験を実施する立場になると想定して深読みすると、

難易度が上がってしまって、来年度の受験申込者数が減ってしまうのを避けるには「33点」

「宅建士」の格が上がるのを世間に印象づけたいなら、「34点」ということになるでしょうか。

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