宅建士は就職に有利か?不動産会社では5人に1人は必要
宅建士の資格所持は就職に有利か?結論から行くと有利です。
もちろん、下記のような条件はあります。
1.就職希望の会社が不動産会社である等、宅建が業務上必要な会社であること
2.他の面接希望者に宅建資格保持者の人数が少ないこと
3.他に大幅なマイナス面がないこと
1,3は当然として、2ですが、不動産会社でも大手の場合は、宅建資格保持者ばかりです。
持っているだけでは、有利とは言えません。
どうしても不動産会社中心の話になりますが、それは業務として不動産取引を行う会社には、必ず宅建士を置かなくてはならないからです。
事業所1ヶ所に付き、従業員5人に対して1人は置かなくてはなりません。
これには支店や営業所だけではなく、モデルルームも含みます。
そうなると大手には面接段階で多くの資格保持者が集まりますが、中小の不動産会社は宅建士が不足しがちです。
バブルの頃は、宅建の資格保持者でさえあれば、面接もせずに採用が決まったと言った話をよく聞きました。
不動産会社は元々、歩合が高いため(後述)、ノルマ等が厳しいところが多く、どうしても人の出入りが多くなります。
それに宅建士の資格を持っていて、営業力も身に付けた営業社員には独立する人間も出てきます。
その結果、宅建士の人数が不足し、再度人事募集をかけることになるのです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
Copyright © 宅建士とは? -試験と仕事と年収-
この記事へのコメントはありません。